23歳で起業して以来今日まで、
お取引先、お得意様には本当に恵まれていると思います。
今もまさに支えていただいています。
弊社が成長することを待っていただいている、という感じです。
さて、一番最初に手がけたマーケティング、PRの仕事では、
そのお得意様の多くが、そうそうたる企業ばかりでした。
そうすると、やはり、そこにいらっしゃる方々は、
概してしっかりした教育を受けていらっしゃるし、
人物的にも間違いのない方が多く、
学ばせていただくことが大変多かったように思います。
起業して3年目のことです。
急成長し、人と組織が回りきらなくなってしまい、
てんてこ舞いしていたことがありました。
すると、ある企業の方が、
「今はつらいでしょうけれど、
あえて仕事を減らさせてもらいます」とおっしゃるんです。
仕事を減らされることそのものは会社にとってはいいことではありませんから、
「いえいえ。それには及びません」と申し上げたものの、
本当は現場が回らない状態だったんです。
結果として、お引き受けした仕事の質を落とさずにすみ、
会社もなんとかバランスを取り戻すことができた、なんていう経験もあり。
今も、その当時のことを思い出しては、
つくづく、お取引先に育てていただいたな、なんて思うんです。
経営が苦しく、つらい時期。
やっぱり支えてくださるのもお取引先です。
銀行の支店長にも、いろいろなことを教わりました。
20代後半、私の、若気の至りとも言えるほどの無茶な計画を、
それでは背伸びしすぎでしょう・・・なんて諭され、
一晩経ってみるとまさにそのとおり。
無理しなくて良かった、と今でも感謝しています。
周りにいらっしゃる経営者の先輩にも恵まれました。
事業を真剣に考え、社員の成長を願い、
勉強熱心な経営者の皆さんと出会うことで、
経営者としての生き方を教わりました。
それでも時々は、
仕事より遊びに傾いてしまう経営者の方も見ました。
ちょっとズルして、人の目を盗んで悪巧みをしようとする方にも出会いました。
だけど。
結局自分はどんな生き方をしたいか、
どんな人間でありたいか、それを考えれば、
おのずと付き合う人たちは、セレクションされていきます・・・。
朱に交われば赤くなる。
敬愛する、今は亡き私の祖母が、
私がまだ小さかったときに教えてくれた言葉です。
今も自分の生き方の中で、
とても大切にしている考え方のひとつです。
実際に、類は友を呼ぶという言葉もあります。
周りの人たちをよくよく観察してみると、
まさにそのとおりだな、と思います。
自分はどんな魂の有り様でいたいのか、
どんな人間でいたいのか、どんな生き方をしていくのか。
何を大切にしていくのか。
そう時々は自分に問うてみることで、
自然と付き合うべき相手、
付き合ってはいけない相手がしっかりと見えてくるように思います。