・・・長いタイトルになってしまいました。
経営者という立場で23年。
赤ちゃんがオギャーと生まれて、そして成長して
結婚して子どもがいてもおかしくないくらい長い間社長やってます(笑)
その間、たくさんの人を見てきましたね~。
たぶん面接だけでも数千人だと思います。
過去には、
ほしい人材が来てくれない、という悩みを持っていることもあったし。
かと思えば、合同説明会で一番人気になったこともあります。
採用したあとに、
あれ?出来るっていってたよね?と・・・。
面接とは違う人がそこにいるかのような、
そんなご縁もあったり。
最初はどうかな~、と思っても、
後からどんどんモチベーションがあがって、
かけがえの無い人材(財)に大変身する人もいました。
また、
ホントにいい人だけど、大好きなんだけど、
残念ながら社風になじまない・・・という人もいました。
でも、何時も思うのは、
知っている、
というのと、
出来る、
って言うのはゼンゼン違うって事です。
そして、
やりたい、
という意欲が、
やれる、
ということとイコールじゃないこともすごく多いんです。
そのギャップって何かな~って考えてみると。
まず、知っているってだけの人は謙虚じゃないですね・・・。
やった気分だけはあるんです。
なぜなら、
たとえば山登りをした後に頂上から下界を見下ろすのと、
テレビ画面で頂上から航空写真のように下界を見るとき。
一見、景色は同じですから・・・。
でもね。
その途中にあるプロセス、におい、汗、道端の花、そして石ころ、
命がけで渡った川・・・それはやっぱり見えないし、知らないんです。
つまり、知っていると思っているけれど、それは表面だけ・・・
それって、ある意味かわいそうだな、って思ったりします。
やりたい、という気持ちがあっても、
それがやれる、とはイコールじゃないこともあるんです。
その場合、端的に言えばその能力が不足している、
って言うこともあるし、
経験値が少ないということもあると思います。
あるいは、
やりたい気持ちが強すぎる時。
それが残念ながらむしろ邪魔だってこともあるんです。
特に、
やりたかった仕事が明確すぎるくらい強いイメージで持っていると、
想像の世界が邪魔をするんです。
保育園ってこういうものだよね。
スポーツビジネスの現場ってこういう感じだよ。
医療業界って、こんなだろう?っていうイメージが強すぎると、
新しい知識が入っていかない・・・。
そして、え?違うよね?なんて・・・
こんなはずじゃない、って思っちゃう。
むしろ、その感覚が違うんですけどね・・・。
これから就職を探す方、
仕事で悩んでいる方、
ちょっと参考にしてみてください。
そういう意味では、
「好きなことを仕事にする」って言うようなテーマは、
どうなのかな~なんて思ったりするんですよ。
偶然にも、私は今、
趣味だったスポーツ観戦が仕事になってしまったのですが、
むしろ好きだったスポーツ観戦が純粋に楽しめなくなっちゃって、
つまんなくなっちゃいましたしね~・・・。
私はね、むしろ自分にご縁があってたまたま出会ってしまった仕事を好きになる、
って言うことをお勧めしますね。
好きになれば、楽しいし、もっと知りたいと思えれば、
自然と謙虚な自分になれますし、
さらに、深めていきたいっていう知的欲求も出てきますし、
知れば達成感も沸いてきます。
そして、さらに成果が上がればもっとうれしい。
人にも感謝してもらえる・・・
もともと学生時代から成績もかけっこも何時も中くらいで、
あまり優秀ではない私にとっては、
特に数年前から、新卒の方を含めて、
やったこともないのに、はじめて取り組む仕事なはずなのに、
なぜか根拠の無い自信をたくさん持って社会に出てくる、
転職して来る(行く)人が多いことが、
どうにも不思議でたまらなかったりします・・・。