よく、選手達が使う言葉に、
「モチベーション」というのがあります。
選手たちは、日々戦うためのトレーニングをしていますが、
その動機、モチベーションとなるものが「勝つために!」です。
もちろん、その勝利をつかむまでの過程にも
得るもの、得るべきものはあるのですが、
今日はそっちをテーマにするつもりがないので、
あっさりこの辺にしておきます。
さて、そのモチベーションですが。
普段なかなか選手やチームを支える側のモチベーションを語られることはなく。
今までの私のこの数年間での経験の中で、
まだこの件についてのご意見などをどこからも聞いたことはありません。
しかし、しかし。
チームや選手は、それそのままでは存在することは難しく、
支える側の人間や、支える側に仕組みがあることで始めて存在し、
又、存在し続けることが出来るのです。
ですから、その支える側のモチベーションが、
実は、このスポーツでご飯を食べている人たちすべてにとって、
絶対必要かつ重要なファクターであり、
このモチベーションを下げてしまっては、
チームも、選手も安心して競技をすることは出来ませんし、
それを楽しみにする人たちにとってもまた、
楽しみが失われる、という結果になってしまうということ。
そこに、あまり多くの人たちは気がついていないような気がするのです。
スタッフで言えば、何のためにチームを支えているのか。
私で言えば、何のためにレラカムイを造り、維持しようとしているのか。
今努力しているその向こうに、
選手やチームで言うところの「勝利」に代わる何かがあるからな訳です。
もし、あまりに遠く、つかみにくい「何か」だったら、
モチベーションはあげにくいですね~。
最悪な事態としては、モチベーションがゼロに成ってしまったとき。
そのときに起きる事象は
昔のスーパーリーグ時代にあったような、「廃部」ということになるのでしょう。
企業が、バスケットボールチームを支える目的を見失い、
それを維持するモチベーションが一気に無くなる。
もしかすると、そんなことが現実に起こるかも・・・。
ありえない話ではありません。
チームを維持するための喜びと、その苦労。
それはいつもセットのように背中合わせです。
喜びが沢山得られて苦労が少なければ、
こんなハッピーなことはありませんが、
実際に、私たちのように走り出したばかりでは、
喜びの後ろ側にあるその苦労はその数十倍も大きいわけで。
がしかしながら、
いつか、それが報われることがある、
いつかは、思い描くような現実が実現する、
そう信じてがんばるわけです。
でも万が一、「報われないかもしれない」と感じたとき、
それでも、人間はどこまでがんばることが出来るんでしょうか。
がんばることが出来るのは、
その先にきっと苦労を解き放つ何かを得られるときが来る、
という未来を信じられるからだと思います。
バスケットボールを長くやってきている人たちの中に、
ごく一握りですが、
「自らのお金を出してまでバスケットを支え投資しよう」ようとする人たちの
(もちろん、私もその一人ですし、新たに参入を考えている人も含め)
モチベーションを下げてしまうような言動をする人たちが居ることが、
とても残念でなりません。
バスケットボールが日本からなくなっても日本人は死にません。
誰も困りません。
困るのは、本当にバスケットをしてきた人たちだけです。
バスケットをしてきた人たちだけが意見を言えるような風土だと、
閉鎖的過ぎて世の中の人たちは誰も相手にしないのです。
勝手にやってろ!ということです。
してきた人だろうが、してなかった人だろうが、
出来るだけ多くの人たちを巻き込み、
「バスケットボールを支えていこう」というモチベーションを高めていくことが出来なければ、
後退、衰退の一途だということを、そろそろ自覚してほしい、と。
生意気かもしれませんが、そう思うわけです。
そして、私にはそれを主張させてもらうだけの資格があると思っています。
だって、バスケットボール以外の世界でお金を生み、
その資金をバスケットボールの世界に投下し、
チームを造り支え、そのすべてのリスクを負っているのですから。
誤解を恐れずに言うなら、
バスケットボールの世界に居る多くの人たちは、
あまりバスケットにお金を使っていません。
(少なくとも、私と比較しての私の周りでのお話ですのでまったくの私見です。あしからず・・・)
そろそろ、自分たちのおもちゃではなく、
多くの社会の人たちのためのスポーツに昇華させませんか?
そのためには、あなた方が持っているものを少し手放さなければいけないでしょう。
そして、もっと、社会にそれを開放しなければいけません。
この世界もそろそろ新しい時代に勇気を持って向かっていってほしい。
つくづくそう思います。
じゃないと、
支える側のモチベーション、線香花火になっちゃいますよ・・・(笑)